~ダンゴムシの遊び場!~
雨が降っている日は、戸外で大好きなダンゴムシを探せません。そこで、紙皿とモールでダンゴムシを作ることにしました。クレヨンで色を塗って、セロテープで足つけて、オリジナルのダンゴムシが完成しました。
友達同士で見せ合うと、「これは、お姉ちゃんダンゴムシのユメちゃん!」「私のは、赤ちゃんダンゴムシだよ!よろしくね!」とダンゴムシになりきって会話をする姿がありました。作って終わるのではなく、作ったもので遊ぶことも楽しいようです。
作ったものは、ダンゴムシだけではないようです。丸い紙皿を見て、「テントウムシを作ったら?」「あ!カタツムリもできるよ!」「じゃあ、大好きなカブトムシをつくろうかな。」と、次々につくってみたい虫が出てきました。作りたい虫を作るために、「顔は何で作ろうかな。」と色々な素材を見てみたり、先生に聞いたりして、たくさんの虫たちが生れました。
こんなにも、虫の世界が広がったのは、虫との出会いで心動かされたり、虫を可愛いがって育てたりしてきた経験があるからですね。
さらに、子どもたちは、ダンゴムシのベッドや布団を作ったり、エサ入れを作ったりする姿がありました。「ダンゴムシと、カタツムリの遊び場だよ。」と看板も作ってくれる子がいました。ダンゴムシをベッドで寝かせるなんて面白いですね。
今まで虫にたくさん触れてきた経験や、切ったり貼ったり描いたりした経験、空き箱や容器、紙等の素材に触れてきた経験が重なり合って、“ダンゴムシの遊び場”ができました。
これからもいろいろな虫に触れられることができる環境や、様々なイメージを引き出す道具や素材に触れられる環境を用意することで、表現する楽しさを味わっていけるようにしていきたいです。