3歳児 ひまわり組

ひまわり組(3歳児)今週の1場面

6月22日(月)

~片栗粉、うわあー、不思議、おもしろい~

 初めて触るまっ白な粉。少しドキドキしながら触ってみると、さらっとして気持ちいいです。

 手で感触を味わうだけでなく、たらいの中に入って、足の裏でも感触を味わっていました。友達や教師とたらいを囲んで笑い合っていました。

 小さなペットボトル容器に少しずつ水を汲んでおいたので、水も自分たちで入れました。私がお団子を作って、手の平に載せ、「いちにのさーん」と団子の上の手をのけると、なんと、片栗粉がむくむくと動き、どろっとした液体になって指の間から下に垂れていったのです。「うわあー、おもしろい。」と歓声があがりました。

 初めての片栗粉遊びなのでしばらく友達の様子をみていた子も指の先でちょこんと触りました。「触れた!」と満面の笑みです。

 別の日に、寒天の遊びをしました。前日に作って冷蔵庫で冷やしておきました「冷たくって、気持いい。」と触ったり、指でつかみとってペットボトルに入れて「バナナジュースができたよ。」と言って私に渡してくれたりしていました。カラフルな寒天は透明できれいなので、「私もしたい。」と自分のジュースを作る子が多かったです。

 寒天ジュースをロケットや電車に見立てて、樋に置き、水で流す遊びも盛り上がっていました。

 家庭ではあまりできない色々な素材との出合いを一人一人のペースでじっくり楽しんでいます。友達がしていることを見ておもしろいと思うと真似て一緒に楽しむ姿が増えてきています。

 色々な素材に触れて感じて、『不思議だな』、『おもしろい』と思う気持ちが『学び』につながっていきます。