７月１８日（木）　PTAの皆様による水難防止訓練が行われました。大変たくさんの保護者の皆様が、訓練のインストラクター、サポーターとして参加いただけました。この訓練は、学校の教育活動の一環として、PTAの皆さんの主体的な取り組みで行われています。

今週末より、夏休みに入ります。毎年、海や川での水難事故のニュースが流れてきます。水難事故のあったときに、子ども自身が自分の命を守る方法を知っておけば、助かる命も多くあるはずです。そのような思いをPTAの皆様と共有し、約半年前よりPTAの皆様が中心となって訓練の計画を立ててきました。

今回の訓練では、水の事故の恐ろしさを知るとともに、水難事故にあったときの対処方法を知る目的で行いました。

はじめに、水になれた後に、着衣泳を行いました。水着で泳ぐときと違い、体がうまく動きません。子どもたちから「なかなか進まない。」「うまく泳げない。」「服が重い。」などの感想が聞かれ、普段着を着て水に入ると体をうまく動かすことができず、泳ぎにくいことを実感できました。

後半は、溺れそうになったときの対応の仕方です。キーワードは、泳ぐのではなく、「浮いて待て」です。仰向けになって体を浮かす練習に取り組みました。ペットボトルを使った練習も行い、体を浮かせる方法を練習を通して学ぶことができました。

今回の訓練で、服を着たままではうまく泳げないこと、溺れそうになったときは、浮いて待つことを学びました。まもなく夏休みに入ります。保護者の皆様と一緒に、海や川、プールに出かけることもあると思います。危険を感じたときは、今日の訓練を思い出して、落ち着いて行動してほしいと思います。

かけがえのない命です。大切にしましょう。