7月15日(火) 昨年度に引き続き、PTAサポーターの皆様による水難防止教室が行われました。16名の保護者の皆様が、インストラクター、サポーターとして参加いただけました。この水難防止教室は、学校の教育活動の一環として、PTAの皆さんの主体的な取り組みにより行われています。
暑い日々が続いています。いよいよ今週末より、子どもたちは夏休みに入ります。残念ながら、夏休みに入ると毎年のように海や川での水難事故のニュースが流れてきます。この地方の長良川でも事故が起きています。
そこで、海や川などで流されたり、溺れそうになったりしたときに、どのような対応をすればよいのかを身につけておく必要があります。子ども自身が自分の命を守る方法を知っておけば、助かる命も多くあるはずです。
今回の水難防止教室では、水の事故の恐ろしさを知るとともに、水難事故にあったときの対処方法を知る目的で行いました。
はじめに、水になれた後に、着衣泳を行いました。水着で泳ぐときと違い、体がうまく動きません。子どもたちから「服が重い。」「うまく泳げない。」「なかなか進まない。」などの感想が多く聞かれました。泳いでいる途中で、服が脱げそうになり、急に泳げなくなるなどのハプニングもありました。普段着を着て水に入ることは、水着のときと違って体を自由に動かすことができません。普段着での入水は、とても泳ぎにくくなることを実感できました。
後半は、溺れそうになったときや流されたときの対応の仕方です。キーワードは、泳ぐのではなく、「浮いて待て」です。仰向けになって体を浮かす練習に取り組みました。ペットボトルを使った練習も行い、体を浮かせる方法を練習を通して学ぶことができました。
今回の訓練で、服を着たままではうまく泳げないこと、溺れそうになったときは、浮いて待つことを学びました。もうすぐ夏休みに入ります。保護者の皆様と一緒に、海や川、プールに出かけることもあると思います。危険を感じたときは、今日の訓練を思い出して、落ち着いて行動してほしいと思います。
たった一つのかけがえのない命です。大切にしましょう。