11月20日(木) 4年生は、美濃市へ校外学習に出かけました。
美濃市には、江戸時代から続く「うだつの上がる家、町並み」があります。
美濃市のボランティア・ガイドさんの案内で、町並みを散策しました。美濃市の町並みは、約400年前にできたといわれますが、約300年前に火災により焼失したといわれています。そこで、新しい町をつくるときには、火災を防ぐ工夫が必要となります。具体的に3つの工夫を教えていただきながら、町並みの散策をしました。
(火災を防ぐ3つの工夫)
1 うだつを設置すること。
2 広い道路を作ること。
3 火の神様を招くこと。
実際に見学する中で、屋根の両端に作られた「うだつ」には防火壁の役割をもっていることを知ることができました。また、うだつを上げることで当時の豪商がその富を競いあったということも知ることができました。散策をしながら、古いうだつから新しいうだつに至るまで、様々な立派なうだつを見学することができました。
うだつの上がる家、今井邸の見学では、水琴窟の見学、紙の原料となる楮を買い取っていた場所、立派な居間などを見せていただくこともできました。
次に、美濃和紙の里会館へ行きました。1300年以上の歴史があると言われる美濃和紙。その美濃和紙の歴史や原材料、美濃和紙ができるまでの工程を学びました。実際に紙漉き体験も行いました。専用の道具を使って漉くことはとても苦慮しましたが、会館の方の説明を聞いて、何とか1枚の和紙を漉くことができました。
今後、自分で漉いた和紙に、将来の夢の一文字を書き、二分の一成人式で披露する予定です。









岐阜市立木田小学校 
