8月31日、第1回学校保健安全委員会及び食育推進委員会が行われました。
この会は、学校の保健安全にかかわるこれまでの取組や現状お伝えするとともに、専門的な立場からご指導やご助言をいただいて、これからの取組に活かしていくものです。
学校医様、PTA役員の方々、学校からは、校長、教頭、教務、養護教諭、体育主任、給食主任が参加をしました。
はじめに、学校より、7月までの健康安全指導の取組や学校生活や活動の様子、体力測定の結果などをお伝えしました。意見交流をした後、学校医の先生方や保健師の方からご指導をいただきましたので、紹介します。
<コロナによる体力低下について>
・家庭で過ごす時間が増えていた影響がある。少しずつ生活を変えていく必要がある。
<熱中症対策について>
・今年は、10月くらいまで熱中症の心配が予想されている。予防・対策指導、声掛けをしていくことと、子どもたち自身が自分の身をまもることができるような指導をしていくことが大切である。
・水分補給をこまめにしていくこと、また、校外での活動などでも、無理をしないよう、休める体制づくりをしておく必要がある。
<歯科について>
・虫歯のお子さんが増えている。コロナの影響があるのかもしれない。
・先天的欠損で本来生えてくるべき永久歯が生えてこないなどの場合もあるが、骨の中にできものができて、いる場合もある。その場合、ダメージが大きい。欠損がある場合は、早めに歯科を受診してほしい。
・コロナがおさまったら、学校での歯磨き指導を再開していただけるとよい。
<眼科に関わって>
・低学年から、0.1の視力をきる低視力傾向がある。小さいころからタブレットやスマホなどを使用していることなどの要因が考えられる。老齢になると、緑内障や目の疾患にかかるリスクが高まったり、場合によっては、失明にもつながったりすることがある。
・近視の予防として、生活習慣が関わっている。30分~1時間で休憩を入れる、テレビやスマホなどから距離をとる、明るいところで使用する等、行うことが大切である。
・コロナ禍の中で、うがいや手洗いが励行されたことで、流行り目が減少している。続けて行っていくとよい。
たくさんのご助言を賜りました。このことを受け、学校での指導を継続して行ってまいります。ご家庭でも、見届けをよろしくお願いいたします。
ご出席いただきました皆様、ありがとうございました。