１０月３１日、１１月１日、６年生は、１泊２日で京都・奈良に行ってきました。

秋の晴天に恵まれ、２日間の旅行を楽しみ、宝物を作って帰ってくることができました。子どもたちは、京都までの道中、バスレクをみんなで協力して楽しみました。

１日目のメインは、タクシー研修でした。タクシー研修の班の仲間と計画した歴史ある京都の神社・仏閣を巡り、日本文化の歴史の尊さや文化遺産の素晴らしさを、自分の目で見て確かめ、感じることができました。

その後、清水で買い物を楽しみました。家族や自分、友達などへのお土産を丁寧に選んで購入していました。たくさんのお土産屋さんが立ち並ぶ清水坂は、大変な賑わいでしたが、だれ一人迷子になることなく、時間通りにバスに戻ってくることができました。時間への意識の高さが素晴らしかったです。

清水を出て、いよいよ奈良のホテル「花小路」に到着しました。ホテル内でのマナーを意識しながら、ここでも時間行動の意識が高く、夕食係の人や、夕食、全体の振り返りなど、５分前を意識して集合する人がほとんどでした。そのため、予定通りに進めることができました。また、夕食後は、食べた茶碗などを丁寧に重ね、ホテルのスタッフの方が片づけしやすいように、率先して片づけることができました。

２日目、奈良の興福寺を眺めながら、大仏殿まで徒歩で移動しました。

大仏殿では、奈良の大仏の大きさに圧倒されながら、まじまじと大仏を観ている姿が印象的でした。また、大仏の鼻の大きさの穴をくぐる体験をして、楽しんだ子もたくさんいました。

大仏殿を出て、若草山の緑を感じながら、また、鹿とたわむれながら、班で協力して春日大社まで散策しました。

その後、昼食をとり、奈良でのお土産を買いました。お土産を買った後、

「残り６０円やぁ。」と話してくれる子もいて、お小遣いを上手に使って買い物をしていました。

そして、最後の見学地、法隆寺に到着しました。駐車場からの参道があり、少し歩き疲れた様子もありましたが、五重塔などの歴史的建造物をしっかり目に焼き付けていました。

大仏殿も法隆寺も来客数があまりいない時間帯で、添乗員さんやカメラマンさんに「こんなにすいているときに見学できることはないですよ。」と言われるほどで、落ち着いてしっかりと見学することができました。

二日間の日程を終えて、子どもたちは、時間行動と協力という大きな宝物をつくって帰ってくることができました。時間への意識の高さ、その裏には、みんなと協力しようという意識がありました。

これから卒業に向け、６年生が就学旅行で培った宝物を、さらに大きくして活動していけるとよいです。

修学旅行にかかうぇありまして、保護者の皆さまには、大変ご協力をいただき、感謝申し上げます。ありがとうございました。