12月は、
1〜4年生とはぐるまでは、あるクラスの日常のイラストから、いじめにつながる場面を見つける活動を行いました。
「あっ、これもいじめにつながる。」「これも。」と多くの場面を見つけることができました。
その活動中、ある児童がプロレス技をかけられているイラストを見つけました。
その場面を交流するとき、ある子は、「痛そうだから、いじめだよ。」という子もいれば、「かけられている子が笑っているからいじめじゃないよ。」と議論していました。
『なるほど』と感心していると、ある子が、「顔は笑っているけど、きっと心は泣いていると思うよ。」と語り始めました。
表面では決して捉えられない深層心理を突いた気付きのある語りでした。
5、6年生は、いじめを受けた子の思いやその周りの人たちの思いを考える活動を行いました。
命を奪ってしまった加害者の気持ちを考えることを通して、このような悲劇が自分の身の回りで起きないようにどのようなことができるのか。クラスの一員として、傍観者、観衆にならないために「相談」することの大切さを真剣に考えました。
今日の授業を受けて、今後お子様から保護者の方へ相談があるかもしれません。
その時は、ぜひ受け止めて相談に乗ってください。
岐阜市立長良小学校 