今日、異年齢遊び「なかよしジャングル」を実施しました。
1年生から6年生の異年齢で活動すると、子どもたちは「人にはさまざまな違いがあること」を理解し、自分の規範意識に従って行動するようになります。
高学年が同学年同士でドッジボールをするときは力一杯投げますが、低・中学年が混じっているドッジボールでは、ふわっとしたボールを投げ、みんなが楽しめるように調整するのです。異年齢の活動は、子どもの思考・判断で規範を生み出し活動することを育てるのです。
今日は、様々な遊びが展開され、高学年の心ある行動を、中学年が真似をし、低学年は異年齢での遊びを思い切り楽しむ!学年・学級の違った子どもたち同士が、対話により互いの理解を深めていく素晴らしい機会となっています。
以前は、兄弟姉妹や祖父母から孫までと家族の人数も多く、また地域では公園や公会堂、神社やお寺などで、異年齢での遊びが十分にされており、異年齢との人との関わる力を十分につけて、大人になっていく時代でした。
でも、今となっては、なかなかそういった機会が少なくなり、異年齢で生活する大人社会へ出た瞬間に、集団不適応になるケースが激増しているとも聞きます。
未来社会で幸せに生活する力をつける場所が「学校」であるとするならば、児童期におけるこれらの活動はとても大切な活動となります。子どもたちにも大変好評の活動のため、これからも大切にしていきたいです。