学校生活

一人ひとりの能力を伸ばす未来の授業

今、待ったなしの教育改革が求められています。

 

過去の授業は、
①決められた教室、学年のもとで、

②一律の目標のもとで、

③一律の内容を、

④一律のペースで、

⑤一斉に、

⑥受け身で学ぶ  授業でした。

<昭和40年代 本校の授業の様子>

<令和3年 本校の授業の様子>

 

社会が大きく変化しましたが、このような授業は今も続いており、50年以上前とほとんど変わっていません。

この時代と同様の授業形態では、育つ子どもの力はその当時とあまり変わらないということになります。

「これは昔からこうするものだ」「慣例・慣習としてこれが正しい」といった正解があった時代はこれで良かったのです。しかし、現代は「正解のない社会」に変化し、多様な価値観の中で、自分で考え判断し、他者との対話によって合意形成をして物事が決まっていく時代になりました。これに伴い、世界の社会事情(教育含む)や社会人として求められる力も大きく変化したものの、本校では旧態の授業スタイルのままでした。

 

令和を生きる子どもたちが未来社会で豊かに生きるためには、学校の教育が大きく変わる必要性を感じています。

その力を育む未来の授業(個別最適な学び)は、
①居場所や学年や時間の制約を必ずしも受けず、

②自分の個人目標と選択をもとに、

③多様な内容を、

④多様なペースで、

⑤個別に、時に協働的に、

⑥能動的に学ぶ  授業となります。

本校でスタートしている「学び合い」「異年齢学級スクール(なかじゃんスクール)」はその一つです。

<令和3年 本校の授業の様子>

 

本校は、未来社会を生きる力を育むために、「未来の授業」の研究実践を重ねているところです。
この推進のためには、ICTの活用はもちろん、学校、家庭、地域が未来の教育(授業)のイメージを共有し、協働しながら推進していくことが大切であると考えています。コミュニティスクール、PTA等の組織といっしょに、地域ぐるみで子どもを育てる学校を目指して尽力して参ります。

 

 

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