本校では、イエナプラン教育の要素を取り入れた異年齢学習「なかよしジャングルスクール」(通称:なかジャンスクール)を毎月位置づけています。
1年生から3年生までの学級と4年生から6年生までの学級を編成し、半日または1日学習を進めています。
第3回なかジャンスクールでは、次のメニューで取り組みました。
①体育 「サークル対話+遊び」
子供たちが、異年齢児童の実態を考え、遊びを提案し折り合いを付けて活動を決め出し実行します。遊びのなかで不具合があれば、ルールを改定しながら、みんなが楽しくなるよう工夫していきます。
②国語 「哲学対話」
不思議に思っていることやみんなと話し合ってみたいこと等を議題にし、対話をします。
※子どもたちから出た議題(一部)
「ばいきんってどこからくるの?」「どうして人は違うことを思うの?」「ともだちって本当に必要?」「あいさつって必要?」「なんで学校へ行かないと行けないの?」「未来はどうなっているの?」「習い事は行く必要があるのか?」「親や大人の言うことは必ず聞かなきゃいけないの?」
③算数 「予習+学び合い」
主体的な学び・・・家庭学習で教科書を使って予習し、わかるところとわからないところをはっきりさせます。
協働的な学び・・・学校でわからないところを聴き合い、学び合いで解決していきます。
④国語 「サークル対話で活動の振り返り」
①~③の活動をサークル対話で振り返りました。
⑤職員研修
今回は、日本イエナプラン教育協会から3名の講師に来ていただき、授業参観及び職員研修を実施しました。
日本が目指す「令和の日本型学校教育」の具体的な姿として、イエナプラン教育が参考になります。
講演では、イエナプランと日本の教育について、理論と実践を踏まえて教えていただきました。