1年生の生活科です。
けん玉、こままわし、かるた、お手玉など、日本の伝承遊びを楽しみました。
初めて体験する子供もいて、友達のやり方を見ながら何度もチャレンジしています。
「学び」がスタートした瞬間です。(「まねぶ」→「まなぶ」)
すると、こままわしの得意な子が、「ひもの巻き方がポイントなんだよね~」とつぶやくと
なかなかこまを回すことができない子が、何度もその子のひもの巻き方と回し方を見て真似をし始めました。
この2人に会話はありませんが、得意な子は意識的にこま回しを何度も苦手な子に見せているようで、苦手な子は一生懸命に観察しています。
「仲間との学び」がスタートした瞬間です。
中には、何度やってもうまくいかないため、得意な子に「どうやって巻くの?」と友達に聞く子が出てきました。
「主体的・対話的な学び」(アクティブ・ラーニング)の始まりです。
具体的な活動や体験を通して、子供に内在している学ぶ力を引き出し強化するのが、生活科です。
「できない」→「できる」→「うまくできる」に発展していく中で、子供たちの学ぶ力が大きく育っていくことを期待しています。