2年生の子が、朝、トマトの水やりをしていました。
「トマトの茎がピンとしてきた!」と、喜んで水をあげていました。
水をやり終えた1人の子どもに、「茎がピンとしてきた?」と尋ねたところ
「ちょっと曲がって植えてしまったんだけど、茎が曲がってぐーんと伸びて、葉っぱが両手を拡げたみたいにピーンとしてたから、ちょっと曲がって植えた方がよかった(笑顔)。」
と答えてくれました。
この子の観察力はすごいと思いませんか?この子は、植物を植えてから今朝までの植物の成長のストーリーを想像すると共に、植物の命や気持ちを感じたと思います。
「すごいことに気づいたね!(感動)」と声をかけるとにこっとして玄関に走って行きました。
子どもはすごい!
なかよし学級の植えた種も芽を出し、「校長先生、芽が出た!」報告に来てくれました。
堅い黒い種が、緑の小さな柔らかい芽を出す様子を見て、「生きている」ことを感じたと思います。これからどんどん大きく育つたびに、命を感じながら同じ時を過ごしていくことと思います。
素敵な朝の一時でした。