「令和の日本型学校教育」の構築を目指して(文部科学省)

中央教育審議会では、2020年代を通じて実現すべき学校教育の姿として

「令和の日本型学校教育」の構想を目指して(←文科省HP クリック)

~全ての子ども達の可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~

がとりまとめられました。

 

<2020年代を通じて実現すべき「令和の日本型学校教育」の姿>

①個別最適な学び

○学びの個別化

基礎的・基本的な知識・技能等を確実に習得させ,思考力・判断力・表現力等や,自ら学習を調整しながら粘り強く学習に取り組む態度等を育成するため,

支援が必要な子供により重点的な指導を行うことなど効果的な指導を実現

特性や学習進度等に応じ,指導方法・教材等の柔軟な提供・設定を行う。

○学びの個性化

基礎的・基本的な知識・技能等や情報活用能力等の学習の基盤となる資質・能力等を土台として,子供の興味・関心等に応じ,一人一人に応じた学習活動や学習課題に取り組む機会を提供することで,子供自身が学習が最適となるよう調整する。

 

②協働的な学び

○「個別最適な学び」が「孤立した学び」に陥らないよう,探究的な学習や体験活動等を通じ,子供同士で,あるいは多様な他者と協働しながら,他者を価値ある存在として尊重し,様々な社会的な変化を乗り越え,持続可能な社会の創り手となることができるよう,必要な資質・能力を育成する「協働的な学び」を充実することも重要
○集団の中で個が埋没してしまうことのないよう,一人一人のよい点や可能性を生かすことで,異なる考え方が組み合わさり,よりよい学びを生み出す

 

(中央教育審議会答申の概要より)


 

令和の日本型学校教育は、これまでの画一一斉指導型の学習(教師主導型の学習)から、フィンランド教育、オランダのイエナプラン教育、アメリカのドルトンプラン教育、国際バカロレア等、個別最適で協働的な学び(学習者デザイン型の授業)を大切にした世界の教育と同じ方向で歩み始めており、急速に日本に広がっています。世界の子どもたちに育む資質・能力が一致してきたことを感じており、日本をはじめ世界を舞台として生活する子どもたちにしっかり力をつけなければ・・・と改めて思います。

本校が「令和の日本型学校教育」を具現するにあたり、ご家庭や地域の皆様にご意見を賜りながら、子どもの学ぶ力を身に付けていくために教育実践を重ねて参りたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

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