令和5年2月岐阜市役所にて顕彰状を授与されました。
・環境教育活動の目的
地域の美化活動や自生ホタルの保護活動などを通じて、児童たちの環境意識の向上などを目的に活動している。
平成27年度から「西郷小こどもエコくらぶ」の活動の一環として、毎年全校児童が卒業
生・地域住民の方々と一緒に清掃活動を実施。「板屋川探検」「カキがら(牡蠣の殻)まき」を毎年4年生児童が実施。また、同年度から毎年「板屋川の水棲生物・水質調査」を4年生児童が実施。
【板屋川クリーン作戦】
西郷小学校の近くを流れる板屋川は、昭和30年代半ばに農薬の使用や生活排水などにより水質が悪化し、ホタルが現れなくなった。その後、地域と西郷小学校の連携により、川の美化が進み、多くのホタルが出現するようになった。平成27年度以降、年に1回(7月頃)西郷小学校の児童が、地域の方々や保護者、岐北中学校の生徒と一緒に清掃活動を実施。
【板屋川探検】
4年生児童が環境学習の一環として、板屋川にはどんな生物がいるのかを探す・落ちているゴミを拾うなどの活動を行っています。
【板屋川の水棲生物・水質調査】
板屋川の水質、生息する生物の調査を行うことにより、ホタルの生息環境を守るために自分たちができることを考える機会としている。
【カキがらまき】
ホタルの幼虫のエサとなるカワニナの成長を助けるため、「カキがら」を板屋川にまいています。
【地域の方から学ぶ】
水と親しむ西郷まちづくり推進協議会と連携し、ホタルの幼虫のエサとなるカワニナの成長を助ける「カキがらまき」に取り組んでいる。
また、公民館の館長・主事から、板屋川の水辺に棲む生物を見せてもらい、生物や水質調査に向けた予備知識を得ている。
今後も、板屋川に自生ホタルが生息する環境を守る取組を進めていく。そして児童には、自分たちが生活する地域のすばらしさを伝えるだけでなく、主体的に自然を守る取組を進めていく。