11月6日(水)の6時間目、ハートフル人権ライブ「いのち・生き合う」と題して、元岐阜大学教授の藤田敬一先生のお話をうかがいながら、人権について考える時間を持ちました。
「人間は間違っていい!分からないときはいい加減に答えてもよい!」という先生からの投げかけに応え、多くの生徒が挙手をし、クイズに答えていく形で講話が進みました。
点字ブロックや思いやり駐車場など、身近なところから広く深く考えることの大切さや、自分の中のもう一人の自分と向き合うこと(自己内対話)の大切さを教えていただきました。また、講演のテーマである「いのち・生き合う」とは、誰もが周りの命から生きる力をもらっていることに気付いてほしいとの願いが込められているものだとも教えていただきました。
最後に、「3歳の子どもからでも学べることがある。だから、常に謙虚な心でつながりをつくってほしい、まわりにあるちょっといい話、心温まる場面を見つけてほしい。それができるようになって初めて人権が分かるようになる。」と話されました。
藤田先生は、京都で育ち京都大学で学ばれましたが、「岐阜に来てよかった!」と何度も口にされました。私たちも、自然豊かで素晴らしいこの岐阜で、ちょっといい話、心温まる場面をたくさん見つけていきたいですね。