総合的な学習「福祉」の一環で、5年生が「ファミリーケア島」を訪問しました。
初めに担当者の方から、どんな方がどんなふうに利用されているのか説明をしていただきました。
質問コーナーでは、事前に考えてきたことを進んで発表する姿がありました。
「何年前につくられましたか?」「3年前の3月です。」
「どんな方が利用されていますか?」「認知症の方や、元気だけれどご高齢の方などです。」
「やりがいは何ですか?」「利用される方が笑顔になることです。」
「この仕事をやろうと思ったきっかけは何ですか?」「自分自身が祖父母に育てられたので、高齢の方に何か役立てる仕事がしたいと思いこの仕事に就きました。やめようと思ったこともありますが、みなさんの笑顔のために働く仕事にやりがいを感じ、続けてこられました。」
子どもたちにとっては、キャリア教育としても有意義な訪問となったようです。
そのあと、持参した紙風船や折り紙で一緒に遊ばせていただいたり、ボーリングをしたりして過ごしました。初めはどう接したらよいか戸惑っていた子どもたちも、すぐに打ち解け楽しいひと時を過ごしました。お別れの時には子どもたちとの別れを惜しんで、握手した手を離せない利用者の方もいたようです。コロナ禍にはできなかった地域との交流が再開できました。