学校行事・お知らせ

いじめについて考える日

6月24日~7月3日の「いじめ防止強化週間」に、児童会が企画した「あじさいあいさつキャンペーン」を行いました。あじさいの頭文字に合わせて、「あいての目を見て」「じぶんから」「さいこうの笑顔で」「いつでも元気に」あいさつをすることで、いじめが起こりにくい学校にしていくことを目的としています。多くの児童が積極的にあじさいあいさつを行い、どの学年・学級も立派な「あじさいあいさつの花」を咲かせました。

 

7月3日(木)の「いじめについて考える日」には、いじめ対策監による放送を聞き、「見て見ぬふりをしない。行動できる人に。」というキーワードのもと、全校で学級活動を行いました。動画を視聴し、幼なじみが行っているいじめを目の当たりにしても止めることができない主人公の姿からいじめ傍観者の心理について考えたり、傍観者心理に打ち克ち行動に移した主人公の姿から自分自身の今後の生き方について考えたりすることができました。また、執行委員会から「傍観者にならないためにできること」として、「きづく」「とめる」「しらせる」「よりそう」「つながる」という5つの行動が紹介されました。この5つの行動を参考にしながら、各学級で「いじめ見逃し0宣言」を掲げました。

 

<児童の声>

・先のことを考え、「これから自分がすることがどこかがおかしくないかな?」「人が嫌な気持ちにならないかな?」などを考えて行動していきたいなと思います。そうして命を大切にし、いじめ見逃し0の鶉小学校にしていきたいと思いました。

・勇気を出して言うことが大切。主人公もお父さんのことをいじめを止める糧として、怖くても大切な命を守るために加害者に言って、いじめを止めていた。私には止めることも知らせることも難しいと思うが、被害者によりそうことはできる気がする。だから小さなことでもいじめを止める糧になると思う。

・助けたいのに助けられないのはつらいと思いました。相手を傷つける言葉は簡単に言ったらダメだし、もし自分がこの場面に出くわしたら何もできず誰かの命を奪う手助けをした傍観者となってしまいます。自分がいじめを見ても何も言えずにおどおどしていたとしても、被害者に寄り添い、気持ちだけでも良くしたいです。命がなくなったらもう二度とかえってこないから、いじめの現場を見たら勇気を出して注意するのが大切だと思いました。

 

全教職員で、子どもたちともに、いじめを見逃すことがない、安心して生活できる鶉小学校にしていきます。