全国学力・学習状況調査からの授業改善
2024年(令和6年)4月18日に「全国学力・学習状況調査」が国語,数学の2教科で行われ,本校の3年生においても調査が実施されました。調査問題について,本校の教科部会や研究推進委員会においても分析し,主題研究と併せながら授業改善に取り組んでいます。11月8日の第14回研究発表会ではその成果と課題を示します。
令和6年度 全国学力・学習状況調査の結果(R6.4月の状況)
【問題正答率】・全国・岐阜県平均よりかなり高い状況
【質問紙調査】・「人の役に立つ人間になりたいと思いますか」の項目は全国平均より高い状況
・「ICT機器をどの程度使用しましたか」の項目等は全国平均よりかなり高い状況
・「将来の夢、自分にはよい所がある」の項目等については全国平均よりやや低い状況
令和5年度 全国学力・学習状況調査の結果(R5.4月の状況)
【問題正答率】・全国・岐阜県平均より高い状況
【質問紙調査】・「いつでも相談できる大人がいる」は全国平均よりかかなり高い状況
・「努力することを決めて取り組んでいる」の項目等は全国平均よりやや高い状況
・「将来の夢、自分にはよい所がある」の項目等については全国平均よりやや低い状況
R5年度の学力向上等に関わる授業改善等の取組
・【国語科】R5取組 【社会科】R5取組 【数学科】R5取組 【理科】R5取組【英語科】R5取組
・総合的な学習の時間(インテンシブ学習の拡充)R5総合的な学習の時間の取組から
・道徳科、特別活動の充実
問題分析について
本調査の問題は,問題を作成した国(文部科学省)から,新しい時代に求められる資質・能力(力)の具体が示されたメッセージ性の高いものとなっています。その中でも,特に以下の点で特徴的であったと捉えています。
・1つの解を出すために膨大な資料や文章を読み解く読解力が求められる。
・単なる知識量ではなく,学んだ知識を使って考えたり書いたりする資質・能力が求められる。
・複数の情報(文章や資料)を比較したり関わらせたりしながらつなぎ,考えを整理する資質・能力が求められる。
・学んだことを日常生活や社会の中にある他の事象とつなげて考える資質・能力が求められる。