厚見中NOW

ピンクシャツデー

~ピンクシャツデー~

カナダでの出来事です。

中学3年生の男の子が、ピンクのシャツを着て登校した際、そのことをからかわれ、暴力も受けました。

それを知った2名の先輩が、自分たちで何枚ものピンクのシャツを買い、クラスメイトにそれを着るよう依頼しました。翌日、校内はピンクのシャツや小物を身に付けた生徒であふれ、それ以後、その生徒へのいじめはなくなったといいます。

言葉や暴力ではなく、行動で意思表示をしようと立ち上がった学生たちの取り組みが世界へ広がり、2月24日はいじめをなくすために行動する日「ピンクシャツデー」となりました。

厚見中学校では、昨年度から生徒会が中心となり、この取り組みを始めました。

今年度の生徒会は先週から『ピンクシャツウィーク』を設定し、「いじめに反対する日」とするだけでなく、「お互いの良さに気づき、認め合える日」と位置づけ取り組んできました。

これまでの「温言(おんげん)活動」を軸に、全校生徒一人一人の良さを記した「しあわせの木」を作成し、本日24日「ピンクシャツデー」には、厚見中温言宣言をしました。

 

【温言宣言】

『私たちは幅広く仲間と関わり合い 良さを認め合える温かい関係を築き上げます』

 

生徒会の願いが全校に広がり、今朝から厚見学園はピンクに染まっていました。

子どもたちは、美術科職員が心を込めて作った、ミニピンクシャツをカバンや胸に身に付けたり、ピンクのユニフォームや自前のTシャツを持ってきたりする一日となりました。職員も勿論、ピンクの服を着たり、ピンクのものを身に付けて過ごしました。

  

お昼休みには、全校生徒が関わり合えるレクリエーションとして「ピンクシャツ逃走中」が行われました。

   

レクリエーションが終わって全校で記念撮影。

子どもたちの明るい笑顔があふれていました。

 

仲間と関わり合い、お互いの良さを認め合える温かい厚見中学校を創造し、

誰もが自分らしく過ごせる学校にしていきましょう。

生徒会のみなさん、時間をかけて準備をしてくれてありがとう。

ハンター役の生徒や先生、お疲れさまでした。