10月、タブレットを活用して秋見つけをしたことや、お家の方と家庭でも一緒に秋の実や葉っぱを探してくださったことで、園にあるフウセンカズラの実、朝顔の種、キンモクセイやオシロイバナなどが、子どもたちにはよりいっそう、宝物(遊びに使えそう♪)に見えたようです。ご馳走作りに使って遊ぶようになりました。
白粉花の実を、すり鉢で潰せば、カルピスに。金木犀を手でもむと、オレンジジュースに。アメジストセイジ(ミント系)の葉っぱは、ザルで押しつぶすと、キレイなお茶になるそうです。「これ見て!綺麗でしょ。」「本当だ。こっちはいい匂いだよ。嗅いでみて。」などと、自分たちで作った嬉しさや誇らしさを友達に伝え合ったり、長い時間かけてじっくり取り組んだりする姿が増えてきています。
お客さんが来ると、自分が作った物だけでなく、友達が手間暇かけて作ったジュースを「このジュースがおすすめです!」と自慢気に宣伝する姿が、「友達と一緒にやっているお店」という気持ちが伝わってきますね。
最近では、作る場所、売る場所、食べる場所が分かれて、子どもたちのお店のイメージが”いっしょ”になりつつあります。さらに、作っている商品も色付きクリーム、いい匂いのするジュース、ミルフィーユ(2色)ケーキなど、どんどんこだわりがでてきています。商品棚を一緒に作ると、「いらっしゃいませ~。」「いらっしゃいいませ~。」と、たいよう組のお店が形になっていく嬉しさを、日々味わっています。