10月28日(金)
待ちに待った「金華山登山」、「名和昆虫博物館」に出掛けました。
金華山の頂上を目指す子ども達は、元気100%!とても軽やかに登り始めました。歌を歌ったり、草むらのカマキリを捕まえたり、鳥のさえずりに耳を傾けたり、まさに五感で山登りを楽しんでいました。また、すれ違う人には「こんにちは~。」と、待っていただいた人には、「ありがとうございます。」と、声を掛ける姿、とっても気持ちがよいですね。
途中から本格的な山道になり、ずんずん進んでいくと、少しずつ、俯いたり、列の間隔が空いたりしました。そんな時には、看板の「(残り)1100m」の表示や道脇のドラム缶の数字「5」(頂上が10)に、だんだん近づいていることが実感でき、「看板ありがと~。」と感謝を告げる子もいました。何より力になったのは、仲間の「みんな~大丈夫?」もうすぐいい景色だよ~。」「頑張れ~。」など、1分に1回くらいのペースで励まし合うたいよう組に、誰もが心の底からパワーをもらえましたね。
頂上に登れた時は、みんなで喜びを分かち合いました。
さらに、子どもたちの心がウキウキしたのは、愛情たっぷり大好きメニューずくしのお弁当でしたね。みんな、ペロリと食べていましたよ~。
下山後は、名和昆虫博物館へ行きました。
入館前に、昆虫の足が6本であること、ギフチョウを覚えてほしいことを話され、子どもたちは、真剣に話を聞いていました。
ヘラクルスオオツノカブトが樹液をギシギシ吸う様子
モルフォチョウの羽根の輝き
子どもたちは、「うわ~。」「こっち来て。すごいよ。」「どうしてこんなに奇麗なの!?」と、それぞれ感動したことを友達や大人に伝え、まじまじと観察していました。
クイズをグループで答えた後に、名和館長さんに聞いてみたいことを質問させていただけ、バッタの赤ちゃんは羽根がないけれど、大人になると羽根があること、カマキリのメスより、オスの方が触覚が長いことなど、また一つ、昆虫について知識を蓄えていました。
名和昆虫博物館に行くために、各家庭で子どもたちとそれぞれのお仕事を決め自分たちの力で集めることを通して、400円分の価値をそれぞれ感じられたと思います。
帰りの会には、どんなお仕事をしてきたか、とても誇らし気にお話ししたり、友達の話も、自分の仕事と比べながら、共感したり、驚いたりしながら、話を聞いていました。ご協力、本当にありがとうございました。この経験が、「たいよう組で博物館を作りたい」という気持ちに繋がっています。どんな博物館になるかは、楽しみにしていてくださいね。