4歳児なつめ組

今週の1場面 なつめ組(4歳児)

9月22日(金)

 今週も日差しの強い日が続いていますが、なつめ組の子どもたちは、暑さに負けず、戸外では、綱引き、玉入れ、ゴム紐くぐり、かけっこなど、色々な運動遊びに親しんでいます。

 玉入れでは、自分の背よりうんと高いカゴを目掛けて投げますが、”簡単に”とはいかないようです。A児が「あ~…入らないなぁ。」と呟くと、B児は「えい!って言うと強く(高く)飛んでくよ。」と、アドバイス。C児は「上に投げるといいんじゃない?」D児は「ジャンプでやってみたら?」など、たくさんのアイディアが出てきます。友達の何気ない一言を聞いて、自分なりに考えて伝える姿が素敵ですね。この自分なりに考えたり、試したりする姿を、どの遊びでも大切にしていきたいです。玉入れ中は、「いけ~」「そりゃ~」「入れ~」などなど、掛け声作戦で投げている子が多かったです(笑)帰りの会で遊びの振り返りをしていると、A児やD児は「今日はこあら(組との勝負)だったから、たいよう組と(勝負を)やりたい。」「いいねぇ。」「絶対勝つぞ~」と、やりとりから、次の楽しみが生まれました。

翌日、たいよう組のリレーが終わったタイミングで、「勝負だ」と、誘い掛けると、「ちょっと待って。」と言われ、人数を集めてから、引き受け入れてくれました。なるほど。「勝負」は人集めから始まっていたようです。いざ勝負が始まると、カゴをよく狙って投げるので、掛け声と共にたくさんのボールがカゴの中に吸い込まれていきました。

そして、運命の結果発表を迎えると、なつめ組皆で数えると、丁度100個でした。100という数字と目の前の玉を見て、自信に満ちた顔で喜んでいました。

うわさをかけつけた、たいよう組からは「監査」が入り、ちゃんと100個あるか1から順番に数えていました。監査結果を最後まで固唾をのんで見守り、100個に安堵していました。結果は、100対124でたいよう組の勝ちでした。うーん、悔しい!!!しかし、その後の片付け競争では、見事リベンジを果たしました。さてさて、たいよう組に勝てる日はくるのでしょうか?いったいどうしたら…来週も楽しみです。