3月13日(水)
たいよう組での生活が残りわずかとなってきました。
私自身実感があるような、ないような…。でもみんなの言動や製作物、歌声から、涙をこらえる日々です。
そんな一部を紹介したいと思います。
残り10日となった時に、カウントダウンカレンダーを作ることを提案しました。
どの数字を描きたいかみんなで話し合って、好きなことを描くことにしました。
どの子も一人一人、色使いや描き方から思いが伝わってきます。
みんなへのメッセージや自分の思いを文字にした子もいました。
こあら たいよう なつめって こんなに たのしんだね。 さいこうだった。
(こんなふうに思っていてくれるなんて、本当に幸せな気持ちになりました。)
みんな これからも がんばろうね。
(小学校がバラバラで離れてしまっても、頑張ろうということでしょうね。)
みんな だいすき。 おもいでに なるといいな~。ぜったいに おぼえとこ!
べんきょう やだ!! まぁ やらなくちゃだめだし、やろうっておもわなくちゃ。
(幼稚園での思い出を忘れないように覚えておきたいと思っていてくれるのですね。今はそう思っていても、やってみたら楽しいという経験をたくさん積んできているので、きっとすぐに勉強の楽しさも分かることと思います。)
いっぱい あそんでくれて ありがとう。(残りの日数)とびきり あそぼうね。
(とびきり という言葉のチョイス。かわいいですよね。まだまだ遊びたいという思いが感じられます。)
なんとかわいいのでしょうか…。毎日これを見るたびに嬉しい気持ちになります。
話している中で、去年のたいようさんからうさぎ当番について教えてもらったことを思い出しました。
今年はまだ寒い日が続くので、みーちゃんは部屋の中。どうしようかと考え、なつめ組さんに手紙を書くことにしました。
みーちゃんの おせわのしかた
ふゆの さむいときは、げんかんの おうちに いるよ。
なかにひく しんぶんしを おってあげてね。
あたたかいときは おそとの おうちに いるよ。
ほうきで そうじしてね。
みずの なべは おおきいよ。
ごはんが なかったら いれてね。
うさーぎとうばん おつかれさまでした。(これは最後に言う掛け声です)
みーちゃんのこと以外にも伝えたいことが出てきました。
たいようだから できること
ろくぼくです
2かいのこと
①あわてすぎると かいだんで ころぶかもしれないから きをつけてね。(ころぶ”かも”が重要のようです)
②ゆうぎしつの つみきは けっこう おもいから きをつけてね。
③なつめぐみと ちがうから せんせいの はなしを よくきいてね。(2階の保育室だと落ちたりしないように気をつけないといけないよということを伝えたかったらしいです)
④いろんな がっきが あるよ。いっぱい ひいてね。
⑤ちからをあわせると いろいろ できるようになるよ。
⑥たいようになったら げきで おかあさんを かんどうさせられるよ。
⑦ぎふじょう みれるよ。
たいようしか できないこと
①ろくぼくは たかいから きをつけてね。
②おには とくに こわいから なかないように。とくに かのうようちえんの・・・(鬼見学のことですね)
③どっじぼぉるは つかれるよ。
④げきは とくに たのしいよ。
⑤きんかざんは たかいから つかれるよ。
⑥たいようは たのしいよ。
⑦iPadで いろんな ようちえんと こうりゅうできるよ。
⑧のこぎりとかを つかえるようになれるよ。(そういえばトロッコ作りの時に使いました)
⑨しょうがっこうになったら たちこぎが できないよ。(そんな噂が…。ブランコのことらしいです)
⑩もしさっかーを やるんだったら せんせいは きびしくなるよ。(サッカーのコーチは決して厳しくはなかったと思いますが…。えっ、もしかして私⁈)
優しい言葉の数々から、子どもたちの優しさと成長をひしひしと感じます。
みんなの心に楽しかった思い出をちゃんともっていてくれるんですね。
字として表していない子も、それぞれの表現方法があります。
「卒園までに一緒に一輪車乗れるようになりたい!」と繰り返し取り組んだり、今まで恥ずかしがっていた子が、大きな声で「おはよう!」と保育室に入ってこれるようになったり、いつもより多めにぎゅ~と抱きついてきてくれたり…。
どの子もちゃんと大きくなっていて、別れが近づいていることに対してその子なりにいろいろな感じているのでしょう。
本当に素敵な子たちですね。みんなと過ごした1年間は、かけがえのない日々だったことを実感しています。
(アイキャッチ画像はALTの先生のラストレッスンの時です。なんでもラストがついていきますね…)