3歳児こあら組

今週の1場面 こあら組(3歳児)

3月14日(木)

まだ少し肌寒いですが、園庭にも少しずつ春がやってきています。

Aちゃんが、「先生!!!!」と慌てた様子で呼ぶので、何かと思ってついて行くと、チューリップのつぼみが咲いていました。

「すご~い!!春を見つけたね~。」なんて話していると、なつめ組の担任の先生が来て、「なつめ組の子たちが毎日水をくれているから、元気につぼみになったんだよ。」と教えてくれました。

こあら組の子どもたちの気分はもうすっかり、なつめ組です。そんな話を聞いて、じっとはしていられません。みんなで水を一生懸命にあげていました(笑)

なつめ組への期待が、毎日の姿から感じられます。

なつめ組の姿から、刺激を受けたのか、大縄跳びにも挑戦していました。

一人ずつ、一回は跳ぶことができて、大喜びしていると、さらっと入ってきたなつめさんが、2人で6回も跳びました。こあら組の子どもたちは、驚きのあまりか、無言・・・。

どうするかなと思い見ていると、「私だってできる。」と次々に参加していきました。けれど、この人数で何回やっても、1回も成功しない…。

途中で指導者のBちゃんが現れて、「ちがう!」とご指導をされていました(笑)

色々なことに挑戦したいと思うのも、なつめ組になるという気持ちの力なのでしょうか。そして、少し背伸びもしたくなります。

大人から見ていると、そんなに急いで大きくならないで、と思うところもありますが、早くなつめ組のお兄さんやお姉さんに追いつきたい子どもたちです。

毎日毎日、コンビカーで園庭を走り回るCくん。

今日は、ケーキ作りに挑戦していました。完成した後、遠くにいる私に「できたよー!」と大きな声で教えてくれました。

見に行くと、

毛糸や、なつめなどの木の実、色々な大きさの石、プラスチックの破片?など、たくさんの種類で飾り付けられていました。

毎日靴の先がすり減るほど、コンビカーに乗っているCくんだからこそ、こんなに色々なものを見つけてきたのでしょうね。素敵なケーキを見て、心温まりました。

そして、PTAの方から寄贈していただいた、むかでキッカー。楽しく乗っています!

が、力を合わせることがまだ少し難しいお年頃。一番前に乗ると、後ろの人の分も踏ん張らないと進まない…。

一番前を絶対に譲りたくなかったDくんでしたが、運転があまりに大変で、「重い、重い。」と呟いていました。

 

次に見たときには、前後が入れ替わっていました。子どもたちなりに考えて入れ替わったことを思うと、微笑ましいですよね。

それでもやっぱり一番前の重みは凄まじいようで、ところどころ喧嘩になりながらも、どうにかこうにか進んでいましたよ♡(笑)

こあら組での日々も残り2日!

もっとみんなの成長を近くで見ていたいななんて名残惜しい気持ちもありますが・・・

子どもたちはなつめ組への期待と憧れでいっぱいです。

最後までこあら組での生活をめいっぱい楽しんで過ごしていきます!