2月後半,うれしいニュースが届きました。ご存知のことと思いますが,本校の卒業生 村瀬心椛さんが,北京オリンピックスノーボード女子ビッグエアで,見事,銅メダルを獲得しました。本校でも,昼の放送でその様子を紹介し,全校で村瀬選手の健闘を讃えました。本当におめでとうございます。
水泳の今井 月さんに続く,オリンピア トップアスリートの誕生です!
さて,新型コロナウィルス感染症もピークを越えたとの見方もあるようですが,学校関係では,依然として感染者が増加しており,臨時休業(学級閉鎖)の対応を講じている学級数の合計も減少傾向は見られません。今週後半には公立高等学校の入試,来週には卒業式を控えた3年生のためにも感染対策を徹底した2月の後半でした。
・1,2年生 学年末テスト
2/17(木),18(金)の2日間,新型コロナウィルス感染症による学級閉鎖等による延期も心配されましたが,無事に学年末テストを実施することができました。今年度は,これが最後のテストとなります。
1年生廊下のホワイトボード
制服になれるため制服でテストを受検する子どももあります
・令和4年度 前期生徒会役員選挙
2/25(金)昼休みに立候補者が締め切られました。全ての役職に立候補の届け出がありました。執行委員は,定数以上の立候補があったため,決選投票となります。1年生からの立候補もありました。3年生卒業後3/4(火)から選挙運動が始まり,3/10(木)に立会演説会と投票が行われ,3/11(金)には新役員が決定する予定です。
よりよい岐阜西中学校をめざし,子どもたちの手による学校づくりが進められるよう期待しています。
・2/25(金) 飛躍の会
全校で取り組む今年度最後の行事です。この会についても,新型コロナウィルス感染症の感染予防のため,進め方を変えることを余儀なくされました。体育大会で共に取り組んだ「団編成」をもとに,3年生と1,2年生が交流しました。
3年生は,3年間の中学校生活を振り返り(作文にまとめる),仲間との生活や自身の努力の足跡から,自分の誇りを自覚し,これから目指す生き方を確かにし,それを1,2年生へ伝えます。1,2年生は,普段共に生活している3年生の先輩の葛藤した経験や粘り強く努力した経験などの心の内を聞き,めざすべき方向を新たにします。具体的な内容は,学習,係活動,仲間関係,部活動など様々です。会の後には,話を聞いた感想や感謝の気持ちを1,2年生から3,年生へ届けます。
感想の中には,「すごいと思っていた先輩も,実は,自分と同じように悩んだり,苦しんだりした経験があり,それを乗り越えたことを知って頑張ろうと思った」や「普段は面白い冗談を言っていた先輩でも,知らないところで努力をしていることを知って,自分ももっと頑張ろうと思った」等,先輩からかけがえのないものを学んだ思いが綴られたものもあります。また,3年生からは,「あの時の○○さんのちょっとした一言で励まされ,今の自分がある。○○さんがいてくれたからこそ,ここまで頑張れた」をはじめ,仲間に対する感謝の気持ちも多く語られました。私たち職員も,互いを尊重し合う仲間の絆が育めるよう,1,2年生に対して指導を進めていきたいと感じました。
左:年生教室から1,2年生に向けて話す3年生 右:タブレットに配信される3年生の話
左:タブレットで原稿を確認し,TVで3年生の様子を見る2年生 右:3年生に質問する2年生の様子(オンライン)
3年生の話を聞きながら,感想をまとめる様子(タブレットで原稿を確認)
3年生へのメッセージカードとカードを集めて貼り合わせるメッセージファイル(全て手作り)
来週3/7(月)には,予定通り,卒業証書授与式を挙行する予定です。新型コロナウィルス感染症まん延予防のため,今年も参加者は,3年生の生徒と保護者1名,職員のみで,来賓の出席はなしとさせていただきました。式の内容も簡略化し,短時間で進めます。できるかぎりの準備を行い,3年生の晴れの門出を祝福する予定です。
3年生の卒業後は,1,2年生で令和4年度に向けて,一足早いスタートをきることとなります。