今日は、生徒さんと一緒に「いじりが暴走する時」という動画を視聴しました。
親友の小さなSOSに気づいていながら、何もしてあげられなかった後悔の涙を、どの学年の生徒さんも静かに、真剣に見ていました。
「いじり」は、コミュニケーションとして、時には必要な潤滑油になり得るが、相手がどう受け取るのか。大人でも難しい問題を、小集団の中で活発に意見が出されていました。
「自分が嫌なことは、人にしない」「いじられた子が笑っているから大丈夫なのではないか」「かばったら、自分もいじめられるのではないか」等、率直な言葉を聞き、自分の琴として向き合っている様子が伝わってきました。
動画では、子どもの異変に気づいてあげられなかったという親御さんのお話もありました。親として、小さな変化を見過ごすことのないよう、普段の会話やコミュニケーションを大切にしていきたいと改めて思いました。
一日の大半を過ごす学校。家族よりも、友達や先生方といる時間が多いかもしれません。『一人一人の居場所と幸せ』を大切にできるよう、みんながHEROになって有意義な中学校生活を送ってほしいと感じました。