6月27日(月)から7月1日(金)は「いじめ防止強化週間」として、いじめについて深く考え取り組む1週間です。生徒会執行部とHEROSが中心となり、学級の中でHERO宣言を実現できるよう、地道に取り組んでいる仲間を昼の放送をつかって全校生徒に伝えました。HEROSが見つけた仲間の姿を紹介します。
○○さんは、小集団の中で意見が分かれたとき、最初から否定するのではなく、「どうしてこう思うの。」と自分とは違う意見のことについても知ろうとする姿があります。また、他の意見も聞いた上で、「自分はこう思う。」と自分の考えを伝えています。○○さんは、『恕』の心を大事にしていると思いました。 |
HEROSは、学級の仲間が4つの心(協・優・敬・恕)を大切にしながら、仲間との関係を深めている姿を実感することができています。今後も、そのような素敵な姿を全校に紹介していきたいと思います。
また、3年生は修学旅行の日程の関係で6月22日(水)、1・2年生は6月29日(水)に全学年が道徳の授業で、全国人権作文コンテストの作品【みんなのヒーロー】と、【リスペクトアザース】を通して学習しました。それぞれの授業の感想を紹介します。
【みんなのヒーロー】の主人公のように私もバスに乗車していたら、手押し車のおばあさんを手伝いたいですが、実際に行動できるかというと難しいと思います。車内のどんよりとした怖い雰囲気の中、一人だけ立ち上がって「手伝います」と言う、自信と勇気がもてないからです。でも、おじさんの行動によって、おばあさんを笑顔にする姿を見たら、私も行動に移すことができるのではないかと思いました。しかし「いじめ」を見て誰かが行動するのを待っているのはだめなので、勇気をもって行動したいと思います。 |
私は、【リスペクトアザース】という言葉が、主人公にとって心の支えとなる言葉だということを知りました。これからの生活の中で、特に小集団活動で【リスペクトアザース】を大事にしたいと思います。意見を発表することが苦手な人や、反応することが苦手な人がいたとき、相手の気持ちや考えを尊重して関わっていくと、少し勇気を出してがんばろうと前向きな気持ちになれるかもしれません。私はこの【リスペクトアザース】という言葉を大切にしていきたいです。 |