１０日（土）は本校が定める『ひびきあいの日』でした。

全校で「障がいのある人の人権」について考え、その活動の一環として『ハートフル人権ライブ』に取り組みました。キーワードは「自分事」でした。

この日を迎えるまでに、生徒会執行部から「障がいのある人の人権」に関わる全校放送がありました。「バリアフリー」や「障がいを周囲に知らせるマーク」、「障がい者スポーツ」など、様々な視点から執行部の考えや思いが発信されたことで、ひびきあいの日の学びをより深いものにするための土台を作ることができました。

当日は、舟橋和宏先生にお越しいただき、「共生社会の実現に向けて」というテーマで講話をしていただきました。障がいの様々な種類や、聴覚に障がいのある子の学校生活の悩みなど、特別支援教育に長く携わってみえるからこその貴重な話がたくさんありました。

ここまでの学びを自分事として捉え、これからの学校生活でさらに広げていきたいです。以下は生徒の振り返りから抜粋したものです。

「障がいのある人に対して気遣って接するべきなのか、障がいのない人と同じように接するべきなのか。どちらも大切だと思うので、自分だったら…と考えて、楽しく話したりできるといいなと思いました。（３年生徒）」