インリーダーの代表の人と保護者の方が校長室に千羽鶴をもってきてくださいました。とてもきれいで丁寧に作られていて、感激しました。
インリーダーというのは、主に高学年の人が集まって、自分たちでレクをしたり、近隣小学校のインリーダーの人と交流したり、岐阜市全体の会に参加したりするなど、様々な活動を行います。ところが、昨年度から新型コロナの影響を受けて、そういった活動ができない状況が続いていました。そこで、日野小のインリーダーで、何かできないかと考えたそうです。そして、千羽鶴を作って『コロナの終息』を願うことになったそうです。
千羽鶴はその名のとおり、折り紙で約千羽の鶴を折って、まとめて作ります。簡単にできるものではありません。多くの人の手によって、長い時間をかけてつくられています。そして、作るときには、作っているみんなで『早くコロナが収まりますように』と願ったそうです。千羽の折り鶴とともに、大きなツルには『終息祈願』の文字も書かれています。
もちろんコロナ対策として集まらずに、材料を各家庭に持ち帰って、それぞれが願いを込めながら制作したそうです。一つの束に30~40の折り鶴が集められ、30ほどの束がさらに一つにまとめられています。
活動ができない状況の中で、何かしたいと考え、そしてこのような工夫した活動をしてくれたインリーダーの皆さんの素晴らしさに、また、感動しました。
校長室では、インリーダーの人たちと、この千羽の折り鶴がきっと、新型コロナを終息に導いてくれ、日野小学校の児童はもちろん、その家族や日野地域の人が安心して暮らせるようになる日がくると信じていること。そしてそのことをみんなで願っていきたいことを確認しました。こうして学校に千羽鶴をいただけたのだから、全校で、早く児童と保護者、地域の方が安心して交流できる日が来ることをみんなで願いたいものです。
いただいた千羽鶴は、校長の『ありがとうの花』のところに飾ってありますので、ご来校の際には、是非、ご覧ください。インリーダーのみなさん、本当にありがとうございました。