SDGs

ケリのひな鳥がいたよ。

 以前に紹介した、本館、屋上で見つけたケリの卵が孵化し、ひな鳥が歩いていました。まず、校長先生と校務員の後藤さんが屋上に出ると、親鳥の二羽が警戒して羽を大きく広げ威嚇してきました。『キーキー』という大きな鳴き声を上げながら、先生たちに近づき、ひな鳥に近づかないように必死に抵抗しました。巣を見ると、二つのまだ孵化していない卵と、割れてひなが外に出た後の二つ分の卵の殻が入っていました。屋上コンクリートの隅をよく見るとかわいいケリのひな鳥二羽がじっと隠れていました。校長先生は、そーっとひな鳥の背中をなでてみました。(ケリのお母さん、ごめんなさい)ふわふわの柔らかい毛でした。

 後藤さんは、『あまり長い時間近づくと、親鳥がひな鳥のことを諦めてしまい、育てなくなるから、もう降りましょう』と話されました。後藤さんは生き物博士です。

 ケリの親鳥に『ありがとう』とお礼を言って、屋上から離れました。とてもかわいかったです。