この日は、岐阜市消防本部鵜飼分署の消防署員の方の立ち合いのもと、大地震を想定した命を守る訓練を行いました。教頭先生が地震発生の放送を流すと、子ども達は黙って自分の机の下に潜り込み、次の指示を待ちました。校舎の中に人がいないのかと思うくらい、校舎全体がしーんとしていました。その後、余震の発生の恐れがあることを想定して、避難を開始しました。あいにく雨天でしたが、子ども達は担任の先生の指示をよく聞き、落ち着いて避難を開始しました。自分やまわりの人の命を守るということの大切さをよく理解している姿に感心しました。
振り返りとして、署員さんからお話を聞きました。9月1日は防災の日で、全国各地でそれにちなんだ行事や活動が行われていること、日野小のみんながとても真剣に避難できて素晴らしいことなどを話されました。その後、校長先生のお話を聞きました。校長先生は、今は、命を守ること(防災)とコロナ対策の2つのことを同時に行わなければならないこと、普段からよく考えて行動し、いざというときに落ち着いて行動することについて話されました。そのために毎日の学習や生活、先生や友達、家族との会話を大切にし、よく考えて行動することで、いざというときのよりよい判断力を身に着けていきましょうと話されました。
この機会に大きな地震が発生したときの、家庭での行動の仕方を考えてみましょう。