5年生は総合的な学習の時間「福祉」の学習として、岐阜県聴覚障がい者情報センターの方にお世話になり、「手話講座」を受講しました。「音が聞こえないことで、どんなことが困ると思いますか?」講師の先生が手話を取り入れながら子供たちとやり取りをされました。子どもたちは「だれかに呼ばれてもわからない」、「電車やバス、自動車が近づいてもわからない」、「目覚まし時計が使えない」、「お客さんが来てもわからない」などと発言しました。講師の先生は、「音が聞こえなくて困るから、目で見てわかるように工夫されています」と話され、チャイムが鳴ると、光って回る器械を部屋に取り付けたり、目覚まし時計は震えるものを使ったりするということも教えていただきました。また、「テレビでは、字幕放送のものがあって、それを見て楽しめるよ」と話されました。次に簡単な手話を教えていただきました。色を表す手話は、赤は赤い唇を指す、青は髭剃り後の頬、黄はひよこ等、生活の中にあるものをうまく組み合わせて考えられていることが分かりました。「岐阜市立の岐阜は鵜飼で有名だから「鵜」で表すよ」ということも教えていただきました。先生のお話が終わると、手をたたくのではなく、両手を小刻みにふるという手話の拍手でお別れしました。