今回もクラブ活動で生けた生け花作品が学校のいろいろな所に展示されました。今回の花材は、【ガーベラ・スカビオサ・マーガレット・柊木・麦・ゼンマイ】でした。柊木は節分の生け花によく使われるものです。「ひいらぎいわし(柊鰯)」は古くからの日本の風習として伝えられている節分の飾りで、「柊木の枝」に焼いた「いわしの頭」を刺したものを指します。「柊木いわし」はただの飾りではなく、節分の鬼が嫌いな葉っぱである、尖ったトゲのあるひいらぎと、鬼が嫌がる臭いのいわしを組み合わせて飾ることで「鬼が家に入って来ないように」という魔除けの意味合いが含まれているそうです。今回子どもたちは、ずいぶん慣れた手つきで花を生けていくことができるようになりました。先生が、「今回の主役のお花は何?」と聞かれました。「主役のガーベラを引き立てるように生けてね。」と教えていただきました。先生は、仕上げに回ってくださいました。完成した作品は、各学級の教室や玄関、校長室、職員室に飾られています。