4年生 コミュニティースクール SDGs

キャリア教育講話①

 この日、4年生児童は、キャリア教育の一環として「夢をかなえた人の話を聞こう」というテーマで「菓子道プラシック代表 所 浩史」さんにご講話いただきました。所さんは、小さい頃から剣道にも取り組まれ、国体出場、日本代表として世界大会にも出場されたそうです。「出会いは奇跡です。」という第一声から始まった講話は、東京の洋菓子店で修業した経験やなめらかプリンを考案したお話など、子ども達にとっても興味深く、分かりやすい内容でした。プリンのお話では、食べる人が喜んでくれる美味しいプリンを作るために、試行錯誤をされていることや、体によい上質な材料を使用されていることも教えていただきました。実際に、お店で使用されているマダガスカル産とタヒチ産のバニラを持参され、子ども達は、一人一人、その香りをかがせていただきました。体育館中にバニラのよい香りが漂っていました。「マダガスカル産は甘く、タヒチ産はスパイシーです。私は、ブレンドして使っています。」と教えていただきました。チョコレートの原料のカカオも見せていただきました。子ども達に、何のために働くかを問われました。「①言われたからレンガを積む、②仕事でお金がもらえるからレンガを積む、③自分のした仕事を残したいから一生懸命取り組む、3つうち、③の人が成功していきます。」と具体的に話されました。自分のやりたいことを見つけること、何か一つでもいいから自信が持てるものをつくること、決めたら一生懸命取り組むこと。子ども達は、所さんのお話から多くのことを学ばせていただきました。お忙しい中、子ども達のためにご講話いただき本当にありがとうございました。

 

【マダガスカル産バニラ】        【タヒチ産バニラ】