4年生

琴の音色に親しんだ 音楽の学習

4年生の音楽には、「琴の音色に親しもう」という学習があります。2月13日(木)、地域の方のご紹介で、琴演奏を愛好する2名の方に来校いただき、1組、2組それぞれに直接教えていただく機会をもちました。お二人は、学生時代に琴に出会い、それ以来、仲間と演奏を楽しんだり、大勢の人に喜んでもらいたいと、デイサービスなどを訪問して演奏活動を行ったりしてみえます。

自己紹介の後、琴の歴史や仕組みを説明してもらったり、琴の演奏を聴かせてもらったり、琴の演奏を体験させてもらったりしました。琴は、正式には「箏(そう)」というそうです。演奏では、琴の定番曲「春の海」はもちろん、「紅蓮華」など、子どもたちに馴染みのある曲を聴き、一緒に口ずさみながら、琴の音色のすばらしさを感じることができました。また、体験では、3つの爪を親指と人差し指、中指につけ、弦をつま弾きながら「さくら さくら」の一部に挑戦。「音を響かせることは難しいなあ。」「想像以上に難しくて、苦戦したけれど楽しかった。」との感想が聞かれ、演奏の難しさを体感しました。さらに、音楽の時間が終わっても、子どもたちは琴に引き寄せられ、さらに弾いてみたいと意欲的な姿が見られました。

「琴の音色はきれいで、音程を『柱』という道具でいろいろ調整して変えられることが勉強になった。」「お二人は、本当は難しいと思う速い曲でも、軽々弾いているのがすごい。たくさん練習しているんだなと思った。」などの感想も聞かれ、今回の琴学習は、子どもたちにとって学びや感動の多い時間となったようです。

ゲストの皆さん、このたびは、子どもたちのために、すばらしい琴演奏をはじめ、とても貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。