学校行事

命を守る訓練

この日は、全校で『命を守る訓練』を行いました。3時間目の授業が始まって間もなく、教頭先生が緊急地震速報の放送をかけ、『間もなく大きな地震が来ます。机の下に入って、安全を確保しましょう』と話しました。子ども達は、チャンチャン、チャンチャンという緊急地震速報の音を聞いて、さっと自分の机の下に入り、机の脚を持って安全を確保しました。その後、教頭先生が流された『ガタガタガタガタ』という地震の音を机の下でじっと聞いていました。間もなく『地震はおさまりましたが、地震によって給食室で火災が発生しました。給食室の火災時に使う避難経路を通って運動場に避難してください。』という放送が入りました。

 子ども達は、素早く廊下に出て出席順に並び、運動場に避難しました。避難開始の放送から全校児童の安全が確認されるまでの時間は4分19秒でした。並んだ後は、保健主事の先生のお話を聞き、密を避けて教室に戻りました。高学年の姿が素晴らしかったです。教室に戻ると、校長先生から、命を守る訓練の講評をしていただきました。

 校長先生は、『新しい教室からの避難の仕方がわかりましたか。自分の命は自分で守るという気持ちを持つことが大切です。いざという時に、賢く考えて行動できるよう、普段の生活でも心がけてください。』と話しました。また、『日野小学校の近くにある日野揚排水機場は平成7年から運転を開始しています。日野地区が浸水しそうなときには、水をくみ上げて長良川に排水します。川が増水し、堤防を越えそうなときには、長良川の水をまず用水に排水し、新境川へ流して田畑の農業用水として活用します。』という自治会長さんから教えてもらったことを話しました。