笑顔の岩っ子

ひとりしばい ひとりひとりをみとめ合う

「ひとりひとりを みとめ合う」をテーマに、 河除 静香 さん による ひとりしばい を見せていただきました。

河除静香さんが、どのような方かは、事前に、いじめ対策監の先生からお話を聞いていました。

かわよけさんは、病気で、生まれつき鼻と上唇に変形がありました。そのため、幼いころ、4歳のころから いじめにあったそうです。生まれつきの病気のことなので、自分ではどうすることもできないのに、いじめや 差別を受けて、とても悲しかったそうです。また、自分の大切な顔のことなので、本当につらく、苦しかったそうです。

でも、今、かわよけさんは、おはなしをすると、とても にこやかで、明るい感じの方です。それは、つらいことも多かったけれども、いつも、楽しいことや面白いこと、笑いが一つでも多い幸せな人生を目指して生きていらっしゃるからです。見た目で差別をすることの問題について考えてほしいと思って、小学生や大人へ、今日のようにお芝居を通して伝えていらっしゃいます。

 

引き込まれるようにお芝居を見て、パンダを応援する岩小のみなさんのやさしい心を感じました。

 

さっそく教室で感想を書いていました。

「みためできめないで、だれとでもともだちに なりたいよ。げきが たのしかったよ。さいごに くまさんが ともだちになって、パンやさんをいっしょにやってくれてうれしかったよ。(1年)」

「私はこのげきを見て、いじめはぜったいだめ、いじりもだめ、ということをもっと深めようと思いました。私は、河除さんのように ど力してがんばりたいです。わたしたちのために、げきをありがとうございました。(3年)」

「自分らしく生きる大切さを学びました。静香さんは病気だからという理由でつらい思いをしたけれど、そこを乗り越えるところがとてもすてきだと思いました。私もそんな静香さんみたいに自分らしく生きていけるようなすてきな人になりたいと思いました。私は見た目で区別せず、相手のよいところ、すてきなところを見つけていき、いろんな人と交流がしてみたいと思いました。(6年)」

 

今日は、このお芝居を見て、岩小のみなさんが、一人一人違いがあって、みんな素敵で、お互いに尊重し、大切にしていきたいと、心で感じたことがうれしいです。

 

会場の準備、片付けを自主的に行ってくれた6年生のみなさんのおかげで、有意義な会になりました。ありがとう。