園庭では、いろいろな運動遊びを楽しんでいます。ウエイトリフティングの選手のように、力いっぱい綱を引っぱる綱引きが始まりました。

　子供 VS 大人の勝負が始まりました。先生たちも子供たちに負けないよう、全力で挑みました。勝負の結果は．．．大人の勝ち！勝負するときは大人だって本気、全力です。

　「勝ちたかった！」「もう一回やりたい！」という子供の声が上がりました。子供たちに、「このままでは、先生チームには勝てないよ！友達と力を合わせれば勝てるかもしれないよ。」と声をかけてみました。それぞれが、自分のクラスの友達を呼びに行きました。Aさんは、遠くから綱引きの様子を見ていたBさんへ声をかけに行きました。「今ね、綱引き負けちゃったの。でも、Bくんが来てくれたら勝てるかもしれないの。お願い手伝って。」と、真剣に思いを相手に伝えることができました。Aさんの思いを感じて、2人はスッと手をつないで戻ってきました。

最後の勝負の時には、この写真のように長い列ができていました。Aさんのような思いが多くの友達に伝わった結果です。最後に、もう一回戦．．．。子供チームが勝ちました！大人も、もちろん全力で挑みましたが、こんなに大勢の子供たちには負けてしまいました。

　 “先生チームに勝ちたい”という共通の思いがあったことで、子供たちなりに考えて、力を合わせようとする姿がありましたね。遊びの中で、共通の目的の実現に向かうことで、一人では得られないものを友達と一緒に体験できました。工夫し合ったり、問題を解決したりする姿にたくましさを感じました。