4歳児 たんぽぽ組

4歳児たんぽぽ組 今週の「遊びの中の学び」

 

年長組の子供たちがリレーで遊んでいました。とても楽しそうなな雰囲気を感じて、なんだかやってみたいという気持ちになったのでしょう。年長組に恥ずかしながらも、「入れて。」と言い、一緒に遊びました。年長組に今やっているものは、リレーという名前を教えてもらったり、コーンを回って、次の子にバトンタッチをしたりする等、優しく教えてもらい、やってみました。校庭の端から端までの長い距離を走り、思いっきり走る気持ちよさを感じました。また、年長組が友達に「頑張れ~!」と、頑張っている友達を認め合う言葉があふれているのを聞いて、走り終わった後は、まだまだ走り続ける友達を応援する声も、自然と出ていました。

 

次の日の朝、子供から「ねえ、あの昨日のなんかもって、いっぱいはしってかわるやつやりたいんだけど!」という声が出てきました。リレーという言葉は忘れてしまったけど、必死にリレーを、もう一度やってみたいという気持ちを伝えてくれた姿に、とても愛おしさを感じました。自分が実際に経験したからこそ、「今日もやりたい」と、繰り返して遊ぶ楽しさを味わう姿につながってきているのですね。

 

 

この日は、子供たちが用意したコーンが黄色と白でした。たんぽぽ組の帽子も裏と表が黄色と白色です。すると、「帽子も黄色と白に分かれよ!」という提案の声が聞かれました。遊びの中で、こうしたらいいのではないかと、考えて、友達に話してみようとする姿も見られました。

このリレーでは、アンカーを決めずに、何度も繰り返し遊んでいます。エンドレスリレーです。勝敗の結果の前に、まずは思いっきり走ることで、友達と一緒に体を動かす気持ちを味わったり、遊ぶ中で色んなことを感じて、思いついたアイディアやルールを出しながら、子供と一緒に遊びを進めたりしています。