友達と一緒に、石鹸を使ったクリームを作ったり、秋の自然物を使いながらごちそう作りを楽しんだりしいます。
1人で型抜きでたくさん作るのも楽しいし、大きなケーキを作ろうと、
友達と力を合わせて作るのも、もっと楽しいという姿があります。
友達との関わりが深まってきているからこその姿ですよね。
遊んでいると、子供たちから、「ケーキの上にのせる固いクリームを作りたい。」
「さかさまにしても落ちないクリームを作りたい。」という思いが出てきました。
年少の時には、難しかったクリーム作り。片方の手で容器を支えながら、おろし器で削り、混ぜていきます。
クリーム作りを繰り返して遊んでいるAさんに、「お水ってたくさんいるっけ?」と教師が聞いてみました。
すると、「違うよ。お水は、いっぱい入れるの!」と答えるAさん。
「いっぱいやったっけ?ちょっとじゃなかった?」と聞き返すと、
Aさんは、「そうそう!一杯だけだよ。」と答えました。
周りの子供達とお玉で水を一回すくうっていうことだと気付き、
「一杯か一回かわからんかったね~」と、笑い合う和やかな雰囲気が生まれました。
どう作るのか友達に聞いたり、答えたり、言葉のやり取りをすることも楽しみながら遊びが進んでいきます。