「めっちゃ最高!」 ~自分たちでできたよ!~
子供たちが待ちに待ったこの日がやってきました。
毎日赤くなったイチゴを収穫しながら、みんなで何を作ろうか考えてきました。
イチゴジャム、イチゴアイス、イチゴケーキ、イチゴジュース、イチゴクレープ、イチゴドーナツ、イチゴパン…
作りたい物がどんどん出てきます。
「幼稚園のみんなで食べれるためにはどうしたらいいかな?」ということを子供たちに投げかけると、
「たくさん作れる物がいいと思う!」「みんなで分けられる物がいいよね。」等と、子供たちなりに考えました。
「パンにイチゴジャムを塗って、小さく切ったら?」という案が出たので、イチゴジャムをクラッカーののせるということを提案しました。
イチゴを火にかけ始めると、「いい匂いがする~!」「あまいにおいだ!」と話したり、イチゴが煮詰まっていく様子をタブレットを使って画面に写すと、そのたびに「すごーい!」と歓声が上がりながら、「汁が出てきている!」「イチゴの形が変わってきた!」等、気付いたことを言葉にしながら、イチゴジャムの完成を見届けました。
子供たちが行う工程は限られていますが、自分たちで苗を植えて、自分たちで収穫したイチゴをジャムにして、自分たちでジャムをのせたイチゴのおやつの完成です。
食べてみると… 「おいしい~!」「めっちゃ最高!」子どもたちから満足感が伝わってきました。
さらに年少さんや年中さん、先生たちから、「おいしかったよ。」の感想を聞いてますます嬉しそうな子どもたちでした。
美味しくできたことや、材料、作り方等、「おうちの人に教えてあげる!」「お家でも作ってみる!」「今度はイチゴクッキー作ってみたいな。」等と知ったことや学んだこと、感じたこと等を、伝えたい気持ちをもったり、伝えようとする姿が育っています。
”自分たちでできた”という経験が、これからにつながっていくことと思います。