4歳児 れんげ組

れんげ組 4歳児 今週の一場面

10月19日(水)  ~どんぐり装置第3号~

 先日、れんげ組が作ったどんぐり転がしを年少児が遊んだ後、「こんな長いどんぐり装置を作ったれんげ組のお姉さん、お兄さんはすごい!」ということを言っていました。そのことを伝えると、れんげ組の子は嬉しそうに、「えへへ。じゃあ、今日は3号を作ってみようか。」ということで、どんぐり転がし3号作りが始まりました。

どんぐり装置3号の完成はこんな感じ!!なが~い装置になりました。この装置が作られるまでの、子ども達の姿や発見したことをお伝えします。

 

 子どもたちは、長い装置がいい。ある子が、「長い装置にするには、“きゅうななめ”じゃないとダメなんだよ。」と言いました。教師は、始めは「“きゅうななめ”って何だ?9と7?数字のことかな?」と思っていました。話をじっくり聞くと、始めの樋が、ななめだけれど、傾斜を急にすると、遠くまで転がるということでした。何度も繰り返し遊ぶなかで発見したのですね。

 

たくさんのドングリを転がすと樋が崩れてしまうため、樋と樋をガムテープで繋げることを思いついた子も!

 

段々、斜めにするけれど、ビールケースを2個置くと高すぎる時、「こんなのはどう?」と言い、バケツで台を作る子も!

 

れんげ組の遊びを見て、やってみたいと思った年少児にも、「切ってあげるね!」と言い、ガムテープを切るのを手伝い、一緒に遊びの輪に自然と受け入れてくれる子も!さすが真ん中組のお姉さんです。

 

お部屋で遊んでいた子も、違う遊びをしていた子も、なんだか楽しい雰囲気を感じて、集まってきました。友達にも、完成したどんぐり装置3号の転がりを見てもらう子も!

 

 1つの場でありますが、それぞれの子どもの “楽しい!” “なんでだろう?“ “もっとこうしよう!” そんな姿がいっぱい見られました。一人一人が、作る、転がすことをそれぞれ楽しみ、それを友達と一緒に面白い!楽しい!と共感する姿にも育ちを感じられますね。