10回跳びたい!
大繩をくぐったり、蛇跳びをしたりする友達を見て、「丸いのが跳びたい。」という子がいました。丸いのとは、回した縄を跳びたいということでした。“やってみたい”と思えたことがとても素敵です!
縄が下に来たら跳ぶ、先生のはい!の合図で跳ぶ、とことばではわかっていても、なかなかうまくはいきません。「もう一回やる。」「もっともっとやる。」と何度も何度も挑戦しました。
タイミングが合い「跳べたよ!」と、一回跳ぶことができました。一回跳べた嬉しさから、「2回跳びたい!」と2回目指してチャレンジしました。一回だけではなく、もっと跳びたいと思うところがさすが年中さんです。
2回が跳べると、3回、4回、5回、10回!と、どんどん目標を変えながら、何度も何度も跳ぶ姿がありました。
なんと、40分も挑戦し続け、13回跳べた子もいました。
年中さんになって、様々なことができるようになってきました。色々なことができるからこそ、“やってみて、できなかったらどうしよう”というできない不安が出てくることもあります。できないと思ったことでも、“やってみることが素敵だよ”と伝えながら、新しい一歩を踏み出せる機会を遊びのなかで作っていければなと思います。