4歳児 れんげ組

4歳児 (れんげ組) 今週の一場面

~すぐにはできないけれど、やってみる!!~

 今までも遊んできている鉄棒やのぼり棒ではありますが、すぐにはできるようにはならないため、以前は、少しやったら違う遊びに向かう姿がありました。最近の子どもたちは違います。「こんなこともできる!」「自分ならできる!」「○○ちゃんみたいに僕もやってみる!」そんな強い気持ちを持って繰り返し楽しんでいます。

 

 縄跳びに親しんでいます。「膝の間に糊をくっつけちゃうぞ!」と声をかけ、蛇に見立てた縄を両足で跳んだり、友達の動かす蛇の縄を飛んだりしています。跳べることももちろんすごい!新しいことに対して、“やってみよう!” とすることのできる姿が素敵!!ですね。

 

 また、年長さんが一輪車をやっているのを見て、「私もやりたい!」と言って、一輪車にも挑戦する子もいます。年長のお姉さんに「○○ちゃんは、すぐに一輪車できたの?」と聞くと、「違うよ!何回も練習したら乗れるようになるんだよ。」と答えてくれたことがありました。すると、片付けの時に、Aちゃんがこんなことを教えてくれました。今日は一輪車にまたぐことができたよ!すぐにはできないってお姉さん言ってたから、明日も一輪車やって乗れるように頑張るんだ。」と教えてくれました。その素敵なAちゃんの言葉を帰りの会で伝えると、クラスの子から、「僕ものぼり棒始めはできなかったんだよね。」「私も一輪車何回も練習して乗れるようになりたい!」と言った声も出てきました。今までの子どもたちならば、できないと分かると違う遊びに意識が向いたり、できなさを感じて落ち込んだりしていました。“すぐにはできないけれどやってみる” そんなことに少しずつ気づいていっているようで教師はとても嬉しい気持ちになりました。できる、できないではなく、そのやってみようとする過程の姿を大事にしていきたいと思います。

 

 

 また、こちらは繰り返し鬼ごっこを遊ぶ子どもたち。「私は変わり鬼がいい!」「えー、バナナ鬼がいい!」「いやいや、氷鬼がいいんだけど!」と、遊びたい鬼ごっこが分かれてしまうときがありました。そんな時には、「じゃんけんで決めようよ!」というBさんの提案で、じゃんけんで決めることにしました。体を動かして遊ぶなかにも、友達に自分の思いを伝えたり、相手の思いを聞いたりする姿も見られますね。