12月7日(水)
~こんなことができるようになったよ~
少し気温が下がってきましたが、子どもたちは、元気いっぱい。「先生、見て。」と、砂場の横のネットの一番上から、私を呼んでくれていました。「高いところまで登れるようになったんだね。」と振り返ると、ちょうど、黄金色の大イチョウとコラボしていました。
バイク、スクーターに乗って、「ガソリンスタンドに行ってきます。」「動物園に行ってきます。」など、思い思いに車を走らせています。なかには、こぐのが難しい三輪車に乗れるようになった子もいます。踏切のところにいくと、操作してくれる子が、「カンカンカン」、「ガタンガタン」、「どうぞ」と遮断機を上げてくれました。
毎日、体を動かして遊ぶ楽しさを味わいながら、徐々に、肘、膝、手首などを柔軟に動かせるようになっていくのですね。前はできなかったことができるようになったことは、うれしいですね。
また、思い出の森からのプレゼント、葉っぱをたくさん用意すると、「うわあー、温泉。」と裸足になって子どもたちが集まってきました。「気持いいね。」「カサカサするね。」と感触を味わっています。
温泉に入る前に手拭いで乾布摩擦の真似をしたり、「ポテトチップスどうぞ。」とおやつを作ったり、「眠いね。」と葉っぱの布団に寝たりなど、いろいろな見立てをして友達や私に話しています。場を共有して、友達の思いを聞きつつ、ひらめく自分のイメージを豊かに表現していました。葉っぱの温泉や布団の気持ち良さは、貴重だなと思います。
私が、「花火、したいな。」と提案すると、「いいよ。」と子どもたちが葉っぱをたくさん抱えました。「いちにーのさーん」と声を合わせて、上に舞い上げると、「きれい!」と歓声が上がりました。
自然物を遊びに取り入れたり、季節を感じて遊んだりする経験を大事にしています。