3歳児 ひまわり組

ひまわり組(3歳児)今週の1場面

12月20日(水)

~「ニンジン、大きい」「ニンジン、おいしそう!」~

9月、子どもたちとニンジンの小さな種をプランターにまきました。「ちょっと、大きくなったね。」と見たり、じょうろで水をまいたりして、大切に育ててきました。

 いよいよ収穫。「葉っぱや軸が太くて元気なものは、きっと大きくなっていると思うよ。」とヒントを出しました。大きなニンジンが収穫したい子どもたちは、葉っぱや軸をよく見て「この子にする!」と決めていました。

 片手では抜けないぐらい根をはっていました。両手で力を入れて抜くと、きれいなオレンジ色のニンジンが土の中から顔を出しました。

「私のニンジン。大きい!」と、とてもうれしい瞬間でした。

普段、遊びに使っているおままごと用の塩を持ってきて、振りかける子がいました。真似っこのお料理をする子どもたち。早速、クッキングを始めるアイデア、素敵です。

 大事そうに握りしめて持ち帰る姿、得意げにお家の方に見せる姿、うれしいです。「もう食べられる?」「まだ?」と3ヶ月楽しみに見守ってきた自分のニンジンなので、格別ですね。

 翌日、「そのまま(生で)食べたよ。」「スープで食べた。」「(葉っぱを)天ぷらにしてもらった。」などと教えてくれました。早速のお料理、ありがとうございました。

 2学期になって、友達と場を共有したり、誘い合ったり、やりとりをして友達や教師と遊ぶこと楽しむ姿がぐんと増えました。お誕生日会で『おおかみと7匹の子やぎ』のペープサートの準備を私がしていると、大急ぎで帰りの準備をする子たちがいました。「どうしてそんなに慌てているの?」と理由を聞くと、「だって、よく見える席に座りたいもん。「よく見えないのは嫌なの。」とのことで、その子たちは、最前列に座っていました。。何にでも意欲いっぱいな姿に元気をもらう毎日でした。

 ガソリンスタンドごっこや鬼ごっこ、お相撲ごっこなどで、同じ学年のちゅうりっぷ組さんとも一緒に遊ぶことができました。安定して生活ができているからこそ、世界が広がってきています。3学期の遊びや生活が今から楽しみです。