3歳児 ちゅうりっぷ組

ちゅうりっぷ組(3歳児) 今週の一場面

2月2日(木)

~おにはーそと!~

節分の絵本や歌に触れながら、”もうすぐ鬼が来る日があるらしい”と知った子どもたち。

鬼の絵を一つ用意しておくと、好きな色で鬼を描き始め、鬼の仲間を増やす子がいました。「おにはーそと!」と大きな声で言いながら、鬼めがけて新聞で作った豆ボールを投げつけます。「これは、ニコニコのいい鬼だからやっつけたらダメ!」自分なりの鬼のイメージを膨らませ、楽しむ姿もありました。

「先生これ食べて。」と、新聞ボールを渡す子がいました。先生が食べると、「食べると、おこり鬼になっちゃうんだよ!」といい、鬼に変身した先生を集中攻撃!怒り鬼や泣き虫鬼など、悪い鬼をやっつけようとする姿がありました。

ひまわり組が鬼を作っているといううわさを聞きつけ、ちゅうりっぷ組でも「もっと強い鬼作る!」と作り始めました。「新聞いっぱい食べると強くなるよ。」と言って、赤いポリ袋に、丸めた新聞をぎゅっぎゅっと詰めました。「角はどうする?目とかもどうしようね?」と相談すると、「顔はペンで描く?」という子や、廃材を探しに行き、顔のパーツに使えそうなカップやトイレットペーパーの芯等を持ってくる子もいました。何が必要か、どのように使えそうかを考えて動く姿が素敵ですね。

鬼が完成すると、さっそくひまわり組に突撃!どうやって戦うのかな?とみていると、鬼同士のお相撲が始まりました。ひまわり組の鬼の方が少し強い気がする…。「体がある!」ちゅうりっぷ組の鬼はまだ顔だけでした。すると、「体作らなくちゃ!先生、袋もう一つある?」と体を作るために、急いで保育室に引き返しました。

「強いトラのパンツがない。」と言って、トラのパンツを履かせたり、「手はここらへんかな?」と友達と相談しながら手を付けたりしました。鬼ができると、ひまわり組の保育室へ急ぐ子どもたち。2回目のお相撲は、ちゅうりっぷ鬼が少し押すことができました。やったね!

鬼見学で大迫力の鬼もみることができました。豆まきのカップも作り、節分当日に向けて、鬼を追い出す準備万端の子どもたちでした。