年中児のクラスで、子どもたちが一生懸命カプラを積んでいました。
「僕、あともう少しでビル完成するよ!」
「一番上(カプラの一番上)に、絶対にこれを置く!」
などお気に入りのGRPAT(積み木)を置くことを目標に、カプラのタワーが崩れないように気を付けながらも、各自が目指す高さまで積み上げる姿がありました。
一人の子は、「これ(カプラ)を立てる!」とカプラを2本縦に並べ、カプラタワーの頂上中央に置こうとしましたが、指が震え、なかなかうまく置けない姿がありました。
そして、困った表情で、「できん…。」とつぶやいていました。
そのとき、周りの子が、「〇君、もう少し!」「頑張れ!」「集中!」など励ましてくれました。その励ましもあり、何度も自分一人でチャレンジし、ついにカプラを置くことができました!
自分で『こんなふうに作りたい!』という強い気持ち、友達が励ましてくれたことなどが、その子の心を支え、最後まであきらめずに頑張る気持ちにつながっていることを感じた1場面でした。