~お家の人に見てもらいたい!~
色々なクラスの劇を見に行っています。「面白かった!」と劇を見ることも楽しむ子どもたちです。
「大きい組さんみたいに、素敵にしたい!」という子がいました。自分のクラスの劇も、もっともっと素敵なものにしたいという気持ちが生れたことが嬉しく思います。
「たんぽぽの劇も見てもらいたい!」と、お客さんを招くことになりました。お客さんが来るのがが待ちきれず、楽器を持ってきて演奏したり、歌を歌ったりと“お楽しみ会ごっこ”をする姿がありました。楽器を演奏したり、歌を歌ったりすることが友達と一緒にできてとても楽しいみたいです。上手に演奏する、間違えずに歌うということだけが大事なのではなく、一緒にリズムを感じたり、声を合わせて歌ったりする心地よさや嬉しさを子どもたちが十分に感じられることを大切にしています。
いちょう組のお兄さんやお姉さんに見てもらい、「素敵だった!」「面白かった!」と言ってもらえたことが嬉しく、「お母さん、早く来てほしいな!」と話していました。嬉しい気持ちもありましたが、「ドキドキした。」と話す子もいました。“緊張する”という気持ちを感じ、その思いを表現できることも、成長だなと、改めて感じました。
今回の楽しみ会は、役になりきることも、劇に必要なものをつくることも、“楽しい!”をたくさん感じてほしいと願いながら進めてきました。「こんなこと、言ってみたいな。」とセリフを考えたり、「こんなもの作ってみたら?」と先生や友達に思いを話しながら作ったりと、少しずつ形になるにつれて膨らんでいく期待が感じられました。生活楽しみ会のなかには、今までの過程のなかでの、“面白かった!楽しかった!”という思いがたくさん詰まっています。子どもが、楽しみながら役になりきったり、歌ったり踊ったりする姿を見て、今までの過程も感じて頂けたらと思います。